歯周病|大津市で歯科をお探しの方は【あおやま歯科クリニック】まで

歯周病

歯周病

歯周病予防のカギは
定期検診による
早期発見・早期治療

このような症状はありませんか?
当てはまる方は歯周病にかかっている可能性がありますので、お早めに歯科を受診しましょう。

  • 歯ぐきが赤く腫れている
  • 歯ぐきが下がって歯の根元が見える
  • 歯を磨くと歯ぐきから出血する
  • 朝起きたときに口の中がネバネバする
歯周病予防のカギは定期検診による早期発見・早期治療

歯周病とは?

日本では、年齢とともに歯周病の発症率が高くなり、55歳以上の半数以上に進行した歯周病の症状が確認されています。
歯周病は、細菌が繁殖することで歯周組織に炎症が起こる病気です。症状は段階的に進行し、最終的に歯を支えている骨が破壊され、歯を失うことになります。
また、糖尿病や心疾患、誤嚥性(ごえんせい)肺炎などの全身の病気とも関係が深く、全身の健康状態にも悪い影響を与えることがわかっています。
初期の段階では自覚症状がほとんどないため、気付かないうちに進行するケースが少なくありません。歯周病は適切なケアを行っていれば、予防できる病気です。大切な歯を守るためにも、しっかりと予防に取り組みましょう。

歯周病セルフチェック

歯周病の症状がないか、定期的にセルフチェックする習慣を身に付けましょう。
当てはまる項目の数が多いほど歯周病にかかっている可能性が高いため、できるだけ早くご相談ください。

  • 朝起きたときに口の中がネバネバする
  • 歯を磨くと歯ぐきから出血する
  • 硬いものが噛みにくくなった
  • 口臭が強くなった
  • 歯ぐきがときどき腫れる
  • 歯ぐきが下がって、歯と歯の間にすきまができている
  • 歯がグラグラする
歯周病セルフチェック

歯周病の原因

歯周病の直接的な原因は、「歯垢(プラーク)」に潜む歯周病菌です。プラークは細菌のかたまりのようなもので、中には歯周病菌を含む多くの細菌が存在しています。
歯周病菌が産生する毒性物質によって、歯ぐきに炎症が引き起こされて、歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血といった症状があらわれます。
歯周病菌は酸素を嫌うため、歯と歯ぐきの間の溝である「歯周ポケット」の奥深くに溜まり、炎症の範囲が広がっていくのです。

歯周病の原因

歯周病と全身疾患との関係

歯ぐきからの出血部分を通じて、歯周病菌や炎症性物質が体内に入り込み、さまざまな臓器に到達します。
特に、糖尿病とはお互いに悪い影響を与え合う関係性で、糖尿病の合併症として歯周病を発症することもあれば、歯周病が重症化することで血糖値のコントロールが難しくなることもあります。
また、心疾患、脳血管疾患、動脈硬化といった疾患の原因となる可能性にも注意が必要です。
さらに、誤嚥(ごえん)によって歯周病菌が気管に入り込み、肺で細菌が増殖して「誤嚥性肺炎」を発症することもあります。
女性の場合は、妊娠中に歯周病が悪化することで、早産や低出生体重児の出産といったリスクが高くなります。
歯周病を予防することは、お口だけでなく全身の健康を守ることにもつながるのです。

歯周病の進行

歯周病は段階的に進行し、その段階に応じた治療を行うことが大切です。

歯周病の進行

健康な歯ぐき

健康な歯ぐきは淡いピンク色をしており、引き締まっています。歯を磨いたり歯周ポケットの状態を調べる検査をしたりしても、簡単に出血することはありません。

健康な歯ぐき

歯肉炎

歯ぐきに炎症が起きているため、歯を磨いたときに出血することがあります。

歯肉炎

軽度歯周炎

歯肉炎が進行し、歯ぐきの腫れや歯ぐきからの出血がよくみられるようになります。
歯周ポケットの深さは4mm未満ですが、歯を支えている骨の破壊が始まっている状態です。

軽度歯周炎

中度歯周炎

歯周ポケットの深さが4〜6mmとなり、歯槽骨が半分近くまで破壊されて、歯がグラグラすることもあります。歯ぐきはブヨブヨと腫れぼったく、膿が出たり口臭も強くなったりします。

中度歯周炎

重度歯周炎

さらに進行すると、歯ぐきは真っ赤に腫れて、痛みを感じることもあります。
歯周ポケットは6mm以上の深さとなり、歯槽骨の破壊が進み、歯は今にも抜けそうな状態です。

重度歯周炎

歯周病治療の流れ

歯周病治療では、進行段階に合わせた治療を行います。
  1. 検査

    まずは、歯周病の進行段階を調べます。

    歯周ポケット検査
    プローブという針のような器具を使用して、歯周ポケットの深さを測り、歯周病の進行段階を診断します。
    歯ぐきが健康な状態であれば、プローブは1〜2mmほどしか入りません。
    歯ぐきからの出血があるかどうかについても確認します。

    レントゲン検査
    レントゲン検査では、目視できない歯根や骨の状態を把握することが可能です。
    骨の状態を確認することで、歯周病の進行度を的確に判断します。

    検査
  2. カウンセリング

    検査結果をもとに、お一人お一人に合わせた治療計画を立案します。
    現在の状態や治療計画については、画像を使用したわかりやすい説明を心がけています。
    ご不明な点がありましたら、どのようなことでもご質問ください。
    治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始します。

    カウンセリング
  3. 歯周基本治療

    歯周病治療の基本は、直接的な原因である歯垢(プラーク)の量をできるだけ減らす「プラークコントロール」です。

    ブラッシング指導
    毎日の歯磨きで、効果的に汚れを取り除くことができるように、お一人お一人のお口に合わせた磨き方をアドバイスします。
    1本1本丁寧に歯を磨くことはもちろんですが、デンタルフロスや歯間ブラシなどのデンタルケア製品を効果的に使用することで、汚れの除去率が高まります。デンタルケア製品の選び方や使い方に関しても、お気軽にご相談ください。

    スケーリング
    スケーリングとは、スケーラーといわれる専門の器具を使用して、歯の表面に付着した歯石を削り取る処置です。歯石は歯垢(プラーク)が石灰化したもので、石のように硬く、ご家庭での歯磨きでは取り除くことはできません。歯石は表面がザラザラしているため、汚れや歯垢が付着しやすくなり、歯周病が悪化する原因となります。定期的に歯科で歯石を除去することで、清潔な状態が保たれます。

    ルートプレーニング
    歯周ポケットの奥に残った歯石や汚れを、専用の器具で丁寧に取り除く治療です。
    通常のクリーニングでは届かない深い部分までしっかりと清掃するため、4〜6回に分けて少しずつ進めます。
    歯の根の表面を滑らかにすることで、汚れがつきにくい状態に整え、歯ぐきの腫れや出血を改善していきます。

    歯周基本治療
  4. 進行した歯周病の治療

    歯周基本治療を行っても症状が改善されない場合は、歯周外科治療を行います。

    フラップ手術(歯周外科治療)
    フラップ手術では、歯ぐきを開いて、歯根面に付着している歯石や感染した組織を取り除きます。歯周ポケットの深い部分は、目視することができず、器具も届きにくいため、しっかりと汚れを落とすことが困難です。歯ぐきを開くことで、歯根面を露出させて、目視できる状態となり、徹底して汚れを落とすことができるようになります。

    歯周組織再生療法
    歯周病で破壊された歯ぐきや歯を支えている骨は自然と元に戻ることはありませんが、再生治療を行うことで元の状態に近づけることが可能です。再生治療には、歯ぐきに人工膜を被せる方法や、歯根部分に薬剤を塗布する方法、骨移植するなどの方法があります。
    再生できる程度や期間には個人差があり、お口の状態によっては再生治療が適用されない場合もあります。

    進行した歯周病の治療
  5. メンテナンス

    歯周病治療後に、健康な状態を維持するためには、メンテナンスを継続させる必要があります。
    ご自宅で毎日行う「セルフケア」と、定期的に歯科医院で行う「プロフェッショナルケア」を組み合わせて、歯垢や歯石をお口に溜めないことが重要です。

    メンテナンス

歯周病を予防するために

歯周病は適切なケアを継続させることで、予防することができる病気です。

ブラッシング

歯周病予防の基本は、毎日の歯磨きです。歯垢(プラーク)は歯磨きでも除去することができます。毎日丁寧に歯を磨き、できる限り歯垢を溜めないようにしましょう。
お使いの歯ブラシがお口に合っているか、磨き方が適切かどうかを見直すとともに、デンタルフロスや歯間ブラシを使用した歯間ケアを取り入れて、歯磨きの精度を高めることが、歯周病予防につながります。

ブラッシング

定期メンテナンス

毎日しっかりと歯を磨いているつもりでも、すべての汚れを落とすことは困難です。磨き残した歯垢は歯石となり、歯の表面にこびり付きます。
歯科のクリーニングでは、歯磨きでは落とせなかった汚れを除去することが可能です。
定期的に歯科医院で検診を受け、歯磨きのアドバイスや歯垢や歯石を除去する「プロフェッショナルケア」を受けましょう。

定期メンテナンス

禁煙

タバコに含まれるニコチンには血管収縮作用があるため、喫煙することで免疫機能が低下し、歯周病にかかりやすい状態となります。そのため、喫煙の習慣がある方は歯周病になりやすく、治療の成果が出にくいとされています。また、歯ぐきの腫れや出血が抑えられることから、歯周病の症状を見逃してしまいやすいといった点にも注意が必要です。
歯周病と診断された場合は必ず禁煙し、歯周病リスクが高い方は、一日も早く禁煙に取り組みましょう。

禁煙